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脇見恐怖症のサイト

投稿者:ring
更新日:2014/08/08 19:17
喜びについての本
カテゴリ:脇民日記
隆志さんに紹介した本の感想について書いてもらったので、関連する書籍を紹介してみようと思いました。

「妬まない生き方」アルボムッレ・スマナサーラ長老

著書をたくさん出している、スリランカ出身の初期仏教長老の書いた本です。

紹介したアドラー心理学の本ですが、重要な考え方に、「課題の分離」があります。これは自分の課題と他者の課題を分けることで、もつれた人間関係を解決に導く方法だとされます。

 「妬まない生き方」との関連で書きますが・・・。人には競争心があります。それはスポーツの世界のようにオープンな形で表現されたり、あるいは一切そうしたものとは縁がないかのように振舞うけれども、内心はどうか分からないケースも多々あります.

 動物の世界では、目立つもの、強いもの、他より抜きん出ている個体は、より生存、繁殖確率が高まります。餌が得やすくなったり、縄張りを守れたり、オスであればハーレムを形成する動物もいます。人間も動物の一部なので、優劣の差を意識、無意識的に意識してしまうものです。

しかし、21世紀の日本において、飢えや貧困で死ぬことは稀だと言えます。人と比べて何かの能力が劣っていても、まず死ぬことはありません。最悪、生活保護もあります。それでも、人は競争心を抱えて生きていきます。それはお猿さんの頃からの本能なので、仕方がないことなのでしょうか?

 それが不幸の根源である、と説くのがアドラー心理学です。社会的な動物である人間は、人々の仲間であると深く感じることで、気持ちを軽くして幸福に生きていくことができます。

それを壊すのが「あの人は自分より上(あるいは下)」という上下関係の発想です。そこでアドラー心理学では、自分の課題と相手の課題を分けることによって、自己中心的に相手の課題に踏み込まないことを意識します。

つまり、相手の人格や人権を認める、という意味で、横のつながりを大事にするのです。加えて、他者を信頼し、貢献意識を持つことで、さらに帰属意識が高まり、幸福に生きていけると考えます。

こうした発想をより「こころの働き」から説明するのが、今回紹介する本になります。

「嫌われない勇気」は対話形式でアドラー心理学を分かりやすく理解できる本ですが、この本では、本来の仏教とはどういう教えなのか、その一端を知ることができます。日本では、葬式仏教と揶揄されていますが、そういうものではないことを知ることができます。

一言で言うと、嫉妬の構造、恐ろしさについて。そして、喜びの感情をいかに育てていくか、いかに幸福になるか。そこに焦点が当てられている本です。

脇見にかかっている人はストレスを溜めることが多いので、人との関係を通じた喜びが減りがちです。これを読んで、自分の心に革命を起こさないと、根本的なところは何も変わらない、できるだけクリーンな喜びをもっと増やしていこうと思わされました。

 また思うところがあれば、本の紹介をしてみたいと思います。
コメント:
[1]隆志
更新日:2014/08/08 19:57
ringさん
本の紹介ありがとうございます!
自分の意識の変化に戸惑いながら、不幸に陥りそうになった時また読み返してみようと思える本でした。

アドラー心理学では全ての悩みは対人関係の悩みだといっていますね。
人が人である以上、他人とは切っても切れない縁。
それを上手に割り切った考え方だと思いました。

今回の本も魅力的なタイトルですね!
人と比べているうちは妬みは出てくるものだと思います。
人はどうあれ確固たる価値観をもってすれば妬まなくてすむのでしょうか。

こころが赴いた時手にとってみようと思います。
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